台風が怖い⁉︎

台風12号、久しぶりの関東直撃。備えあれば憂いなし。確かにそうです。昨年9月の台風15号、千葉県民には悪夢でした。

テレビの台風予想は控えめでした。朝方、騒音で目覚めカーテンを開けると、外は災害パニック映画。見渡す限り砂嵐です。ひっちゃかめっちゃか。なんと、JR東千葉駅がホームに落下。当然、電車も動かず会社にも行けず。

昼過ぎ、木更津に住む母が心配なので車で出発。千葉市緑区に寄り道。何百本もある大木が、根本からバッサリおれていました。根っこから抜けた木もあります。台風パワー恐るべし。

大木が折れてます 千葉市緑区 2019年9月9日
大木が抜けてます 千葉市緑区 2019年9月9日
停電で電車うごかない JR千葉駅 2019年9月9日

国道16号線を南下、いざ木更津へ。市原を通過すると、なんと、信号という信号がこわれています。あの丈夫な信号機が、キングコングが、馬鹿力でひねったみたいに壊れてました。しかも停電。結構な渋滞でしたが、さすが日本人。信号がなくても、行儀良く、事故もなく、車は進みました。

木更津市内も軒なみ停電。街は人がいないので静か。倒壊した家屋も無数に散見できます。お店に入っても、停電でレジが使えず、現金決済のみ。買いだめおじさんが、憑かれたように爆買いしてます。電車マネーは、まったく使えません。クレジットカードもダメ。やっぱ、現ナマの威力は絶大なんですね。

産経新聞大阪夕刊 2019年9月21日

昨年は本当におどろきました。まだ、木更津はましな方で、南房は壊滅的な打撃を受けたようです。ちなみに、実家はなんとか無事でした。

もともと、千葉県民は、昔から、骨が一本少ないと言われています。本当に骨が少ないのではなく、千葉県は昔から災害が少ないので、苦労知らずゆえに骨が一本足りない、という意味らしいです。確かにその通り。災害知らずです。千葉県はとても平和なんです。物価も安くて料理がうまい。昨年は、なにかの試練だったんですかね…

台風12号が無難に通りすぎることを祈っています。これは私見ですが、マスコミが騒ぐと災害の規模が小さく、その逆は大災害という印象があります。気のせいでありますように。

産経新聞大阪夕刊 2019年9月14日

1件のコメント

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中