日本全国クマは普通に生きている

クマ出没による人身被害が日本全国で拡大している。にわかに信じがたいが、今、日本の森林には、恐ろしい数のクマが、普通に生息している。

動物園の話ではない、野生のクマだ。専門家によると「東北や東日本では、茨城や千葉を除き、平地周辺の森にはクマがいると考えた方が良い。市街地での遭遇はどこで起きてもおかしくない」とのこと。

いったい、あの大きな体を養うだけの食料を、日本の森で自給できるのか、不思議に思う。が、どうやらクマの主食は、どんぐりなど木の実なので、充分足りるそうだ。知らなかった…

何でも、平成29年はどんぐりが豊作で、野生クマ・コミュニティーは、ベビーブームを迎えた可能性があるようだ。さすが、どんぐりだね。一転、今年は不作となり、クマは餌を求め市街地に出没していると。

僕が住む千葉県も野生生物は豊富な方だと思う。昔、道路におじさんが倒れていて、側で確認したら、タヌキの死体でした。人に見えるくらい、大きなタヌキで驚きました。タヌキに限らず、千葉県には野生の猿もいます。イノシシも普通にいます。キョンという不思議な動物もいます。ハクビシンという野生の猫もいます。こいつは外来種で、僕が子供の頃には、いませんでした。実際、千葉は野生にあふれています。

なぜ、千葉県にクマがいないのか。不謹慎に思われるかも知れませんが、残念です。とはいえ、房総の森は恐ろしく深いので、クマが千葉県に新天地を発見するのは、時間の問題と思われる。

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