カテゴリーアーカイブ: 介護

介護保険の滞納、右肩上がり

介護保険料が払えない高齢者が急増。

保険や税金の滞納は珍しくないが、介護保険の滞納で資産の差し押さえ処分の数が、これほど多いとは。保険料の上昇と言うより、コロナによる不景気が露骨に影響しているのでは。前期高齢者はまだいい。働くことが可能な年齢なので、リカバリーが効く。後期高齢者で滞納が続くと、資産を差し押さえられ、生保になる。そうなると、介護サービスの選択肢が狭まる。

なんとかならないものか…

65歳以上の介護保険滞納、過去最高
産経新聞朝刊 2020年10月13日

高齢ドライバー車離れ加速

運転免許の返納が進んでいる。もちろん、高齢者を対象にした社会的な取り組みだ。

昨年、運転免許証を返納した高齢者は60万人以上。過去最多を更新。今後、毎年60万台以上の車が、不要になるのだろうか。運転免許を返納したからと言って、車の廃車と、直接、結びつかないかも知れない。しかし、今時の若者は車に興味がない。よって、おじいちゃんの車を、孫が乗る事は期待できない。

確かに高齢ドライバーの運転は危険だ。なんども、危ない状況に遭遇した。しかし、あおり運転など、公道で危険なのは、高齢者だけではない。もし、運転免許を手放すことで、今までの生活が成立しないなら、高齢を理由に、運転免許を返納するべきではない。車が唯一の交通手段なら、車イコール命といえる。命を奪う権利は誰にもない。認知症など、明確な症状のある方は仕方ないが、車を運転する能力のある高齢者を、いたずらに追い込むのは、明らかに得策ではない。

エイジズム(年齢差別)を根拠とせず、高齢者にとって、車の運転が自然に不要となる、社会的な枠組みが必要。

安全運転サポート車など、さまざまな技術が登場しているが、やはり、自動運転の実用化を待つしかないのか…

産経新聞朝刊 2020年10月9日

認知症研究の第一人者が認知症

かの有名な長谷川和夫先生といえば、「長谷川式スケール」の発明者であり、デイサービスという制度を立ち上げた発案者でもある。つまり、介護業界にとっては、偉大なビックネームといえる。

本年1月、長谷川先生を取り上げたドキュメンタリーがNHKで放映。なんと、認知症研究の第一人者が認知症なのだ。

この研究を始めた若い頃、先輩から「君の研究は君が認知症になったら完成する」とアドバイスを受け、それが現実のものとなる。

長谷川先生の介護を担当している、奥様と娘様の負担を減らすため、デイサービスに通うが「つまらない」ことに戸惑いを覚え、結果、通所サービスを拒絶するシーンには衝撃を覚えました。

介護の仕事をしていると、「認知症とは何か」の壁にぶつかる。認知症になりつつも「昨日と同じ自分がそこにいる」ことを発見した、長谷川先生の功績は計り知れない。

ぜひ、長生きして、今後も良い作品を発表して下さい。

本年

産経新聞朝刊 2020年2月1日
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