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千葉県に電気がついた日

千葉県文書館に行ってきました。

初めてです。

入場無料のミニ企画展をしていたので、さっそく見学。

千葉を照らす電気のあかりー電気事業ことはじめー

千葉県で最初に電気がついたのは明治40年(1907)。今から113年前らしいです。100年前が昔か否か。個人的に、電気はもっと大昔から使われていた気がして。そんな訳ないが…

驚くのは、1907年に千葉県で電気事業が始まり、数年で県内に31社の電力会社が立ち上がった事です。その会社を、渋沢栄一率いる帝国電灯が買いまくり、1926年、最終的に東京電灯が吸収合併。その間わずか20年。

日本経済のダイナミズムは素晴らしいですね。一見の価値あるかも。

千葉県文書館「千葉を照らす電気の灯り」展

来日困難

白鳥の湖が中止になったと

それはとても残念ですが、このポスター、いい味でてます。

船橋市民文化ホールに掲示してあったポスター

船橋伝説「七経塚と弁天の大蛇」

船橋はアメージングな土地柄で、さまざまな伝説があるんですね。

これは、僕のクライアントから聴いた話です。

なんと、日蓮上人と大蛇の伝説です。

クライアントから、この伝説に関する著作をかりたので、まるごと引用させて頂きます。


船橋の伝説

「七経塚と弁天の大蛇」

これは船橋市と市川にまたがる話である。

今から700年あまり昔のこと、中山の堂で日蓮上人が百日説法をなさった。とうとい話だというので、近隣の村はもちろん、遠方からもたくさんの人が聞きに通った。

そのなかに、田舎ではまれな、まっ白な肌をし、黒髪を結い上げたまことに美しい娘がまじっていた。付近では見かけたことのない娘なので、人々はどこの娘だろうとうわさし合っていた。娘は百日の間一日も休まずに通い、最後の日に上人に厚くお礼をいった。しかし、上人は法力で、娘から立ち上る「気」を感じて、その正体を見破った。なんと娘は古作の弁天様の池に住む大蛇だったのである。大蛇はその正体を現し、その瞬間、あたりには黒雲が立ちこめ、激しい風も吹き出した。人々が驚いて後を追うと、大蛇は七枚の鱗を次々と落としてにげていった。その鱗の跡が、市川市若宮の畑の中に残る七経塚だという。

ところが、この話には別説もある。

娘の正体は市川市北方の旧称千束の池に住む白蛇だという話である。

娘は説法の最後の日、上人にお礼を述べ、経巻と法名を下さいと願ったのだが、正体を見破られ、花瓶の水をかけられて蛇身を現すと、八巻のお経を奪って逃げ、途中次々と七巻のお経を落として、千束の池に逃げ込んだというもので、七経塚はその時の跡だと伝える。

お経の最後の一巻は池のかたわらの桜の木にかかっていたという。

後に日蓮上人は、その蛇を弟子の1人に加え、「妙正」の法名を与えたので、やがて池の上の地に妙正寺という尼寺が建てられ、桜の霊場として知られるようになったという。

綿貫啓一著「船橋歴史風土記」崙書房より抜粋


このお話に出てくる史跡を訪ねてきました。

全て実在しています。

本当にあるから驚きです。

それにしても、面白いです。

興味が尽きません。

文中に登場する古作の弁天様(古作町南公園)

鳥居の奥にある弁天様の祠です。

大蛇の住いとされる池の跡。コンクリートで固めてありました

古作町南公園 〒273-0037 千葉県船橋市古作4丁目9

妙正寺〒272-0811 千葉県市川市北方町4-2122

白蛇が逃げ込んだとされる妙正池です

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