カテゴリーアーカイブ: 中国の人権問題

中国vs台湾 武力衝突の可能性

2020年6月に施行された「香港国家安全維持法」の衝撃、台湾に軍事的な緊張をもたらしている。

もし、中国から軍事攻撃を受けたら、8割の台湾人が「台湾のために戦う」と考えているようだ。その背景には、中国が台湾海峡周辺で繰り返している軍事演習があり、台湾市民は、日々、平和を脅かされている。武力衝突の可能性が急浮上しているのだ。もはや、外交など話合いで解決できる状況ではない、ということだろうか。

香港発、中国に対する民主主義を守るための戦いは、完全に台湾へ飛び火した。

日本は静観できる立場にない。なぜなら、日本領海内への中国による不審船の侵入が、毎日、続いている。中国寄りの発言が多い日本の左翼系メディアは、なぜか、尖閣諸島の脅威を積極的に伝えない。

もし、中国が日本に対し武力攻撃を行ったら、どのようなシナリオが想定されるのか、ペーパークラフトで軍事侵攻を再現した面白い動画を見つけたので、リンクを貼っておきます。

台湾「中国が攻撃なら闘う」8割
産経新聞朝刊 2020年10月28日

顔認証の恐るべき未来

マイナンバーカードのセキュリティー機能を上げるため顔認証導入検討

個人的には反対だが、なりすまし犯罪の多発により、高齢者の財産が危機にさらされている。仕方ない対応なのか。

マイナンバーカード反対論者の言い分は、個人情報の漏洩リスク。それには大賛成だが、実際、マイナンバーカードは役に立つ。とくに、運転免許証を持たない高齢者。昔は住基ネットがあった。あれは役に立った。

中国の話です。2年前、AIを使い顔認証を管理して、短期間で1万人近い犯罪者を検挙したという報道を知りました。中国は国土の至る所に監視カメラがあるから可能なのだと。犯罪者を許さない社会はありがたいが、日本は中国のようになって欲しくない。本能的にそう感じます。

個人認証の徹底したデジタル化は恐怖を覚える。
産経新聞朝刊 2020年10月1日
産経新聞朝刊 2018年10月3日

私たちの青春、台湾

台湾の学生が起こした民主化運動「ひまわり学生運動」を題材にしたドキュメンタリー映画が、来月から日本で公開。

香港の「雨傘運動」に影響を与えたひまわり学生運動は、中国との貿易自由化に反対した台湾の学生が中心となり、2014年3月頃から約3週間、台湾の国会を占拠した抗議活動。支援の輪は一般市民に広がり、最終的には約50万人の市民が参加したそうです。この民主化運動は、台湾議会が市民の声を受け入れ平和的に解決しています。

本作は、ひまわり運動を中国人留学生の視線で描いた作品であり、台湾で出会った民主主義を、中国本土で暮らす同世代の若者に紹介する姿も描かれていると。

とても面白そうです。日本では10月下旬に公開が予定されています。

私たちの青春、台湾

産経新聞朝刊 2020年9月27日
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