ゴーン被告 逃亡の犠牲者

カルロス・ゴーン氏の海外逃亡を助けた親子が、米国内で身柄を拘束。

米国の連邦裁判所は、日本へ身柄引渡しは可能という解釈をしており、今後、本当に引き渡されるか、米国務長官の最終判断に委ねられる。

この親子は米国で犯罪者として拘束された。米国政府の認識では、この親子はカルロス・ゴーンを救った英雄では無いということだ。日本より人権意識が高いと思われる米国の判断に、少し驚いた。

つまり、米国ではカルロス・ゴーンは日本の司法制度の被害者ではなく、犯罪者として認知されているのだと。もし、この親子が、軍事政権からの人道的な救出劇を成し遂げたなら、間違いなく、今頃は英雄であり、米国は身柄を引き渡すという発想をしないだろう。事実、この親子は、ゴーン被告から100万ドル以上の報酬を得ている。違法手段を使って犯罪者を助けた、報酬目当てのアウトローということだ。

であるなら、なぜ、この親子は隠れなかったのか。ゴーン被告の冤罪を信じているのだろうか。

今回の逃亡劇、ハリウッドが映画化に食指を伸ばしていると聞いた。どうせ、ゴーン寄りの映画になるだろうと思ったが、意外と違う展開になるかも知れない。

逃亡を助けたこの親子は、ゴーン被告が自由を得るために、高い犠牲を払ったといえる。

産経新聞朝刊 2020年9月6日

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